Phenomが正式名称になった その3 |
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| 色々と愚痴を言ってきたが本当に気になっている事は Phenomの外部ハイパートランスポート数である SocketAM2は形状は違えど機能的にはSocket940と同じ つまり外部ハイパートランスポート数は3つある これは将来的にマルチCPUもしくはコプロセッサの為であり 最大8CPUの接続をSocketAM2やAM3で実現する事も考慮されている 理由はSocketFがFB−DIMMを採用してもしコケた場合の保険であるが 他社が古いプロセスの半導体を利用してコプロセッサを開発 そのコプロセッサを載せ専用ソフトを使う事によって SIMD演算をコプロセッサが行うという事も可能になっている ただ発売されるとなると来年以降になる為、当分は不可能かもしれない
あとIBMは自社のCPUを搭載するシステムのコストダウンを図る為 PowerPC G7をOpteron互換にする計画が出ている 素直に取ればSocketF互換となるかもしれないが知ってのとおり Opteronの1xxxシリーズはSocketAM2で提供されている 従ってシングルCPUの場合はAMD製の替わりに載せれば 他のパーツを変えずにPowerPC G7のシステムが完成する これが可能になるのであれば Phenomの外部ハイパートランスポートを2本にしておいて その内の1本をPowerPCとの接続に使えば Windows上でPowerPCを使う事も可能になる
とりあえずSocketAM2のCPUは全て1本であるが AM2+からは良く分かっていない Athlon X2やSempronには必要無いので1本かも知れないが Phenomは当分主力製品として使われる事が約束されているCPUなので あるとは思うのだがどうなんだろうか? それともAM3に先伸ばしされるのだろうか? それが一番気になっているのである
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6月8日(金)00:08 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理
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Phenomが正式名称になった その2 |
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| 今回の戦略はSempronが出たときも似たような状況だったな あの時はアークテキチャが違う物なのに同時に同じ名称を付けて しかもSocket754は後々64bit対応になるが名称の変更をせず 結果BIOSで表示される名称では分からず 製造週を確認するしか方法が無いという結末になった この時はローエンドだけだったからまだ良かった
そう考えてみるとAMDは儲かるとロクな事をしない ただこれには裏があると思われる 考えられる最大の理由は『売れたら困るので故意にしている』という点 Sempronの時は90nmプロセスへ突入した時で Intelよりはスムーズに製造できたが電圧はあまり下がらず クロックの向上は先伸ばしになっていた それにデュアルコアの為に優れた物を準備する必要が有り そちらを重視して製造していたのでSempronが売れても作れない (当時Fabは一つしかなかったから切替えて作っていた) 今回の件も90nmの時とほぼ同じである上に デュアルコアを出した時より市場での期待は多く クワッドコアを重視する必要が有る それに基本設計はもう4年も使いつづけているK8のままであり 基本性能の向上は見込めずそれをカバーする為には 出来るだけ供給しつづけることが大事 (Dellが大量に買った時のように在庫が無い状況は避けなければならない) そしてAMDの法則上65nmプロセスは製造するのに時間を要する こういった様々な状況の上Intelは7月に大幅な価格改定をしてくる つまり現状は四面楚歌である こうってくると一度市場に混乱を与えシェアが減っても 確実に製造する事が急務だと思われる
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5月23日(水)11:58 | パソコン関連:AMD | 管理
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Phenomが正式名称になった |
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| ま、それはそれとして問題は海外サイトで報道されている 今後変更されるといわれているモデルナンバー ・・・もう少し統一するという意志は無いのだろうか? ただでさえPhenomはPentiumと語呂が似ている感が強いのに モデルナンバーまで似せてどうする気なんだろう 特にAthlon系はどうせ消えるのだから変える必要は皆無の筈 (必要だと言うのであれば今あるナンバーに50足せば良い) Sempronにしたって50でも足してAthlonが消えたら変更すれば良いだけ 何でもかんでも一度にすると失敗した時に何が原因か分からなくなって 収拾がつかなくなる事は半導体製造会社である 自分達が一番分かっている筈だろうに 変えるなら先ず名称かモデルナンバーかどっちかにしろ
最近のAMDはこういう事が多すぎる 次世代モバイル規格であるグリフィンもそう ソケットの形状は一緒だが今の物との互換性は無いらしい ・・・まんまLGA775じゃん 変えるなら変える、変えないなら変えないどっちかにしろ
ま、とりあえず7月にIntelが大幅な価格改定をするから その煽りでも食らって一度正気に戻った方が良いと思う
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5月22日(火)02:17 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理
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K10か・・・ |
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| 色々と情報が出てきているが8コアに関しては 先ず4コアを2つ合体させるとの事 その事に関しては妥当な判断だと思う Intelがダイサイズの関係で1チップでの8コアを 作れない事が分かっている以上 一々8コアを先行して作る必要はない (Intelの場合、ダイサイズが400平方mmを超えるので ネイティブ8コアは戦略上正しい判断だとは思えない AMDは約340平方mmで可能) 逆にネイティブな4コアを作る事に力を注ぎK10の発売が 遅れている現状を見れば一目瞭然だろう
あとAthlonの名称が変わるとの噂がある 変わる理由はPentiumがローエンドになるからなんだろうけど しかし新しい名称はPhenom(フェノム)・・・読めない Athlonすら造語な為、まともに読まれているとも思えないのに 何故そんな読みにくい名称を付けるのかが理解できない
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5月5日(土)20:38 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理
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45nmプロセスは近いが・・・ |
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| http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0329/intel.htm Intelが45nmプロセスの次期CPUの詳細を公開した デュアルコアでダイサイズ107平方mmは痛い 8コアは不可能と言っている様な物だからな~ (計算上428平方mmで作ったとしても 販売価格はサーバー用CPU並になる) その次のCPU『Nehalem』にしてもCSIを導入して FSBに取って代わるらしいがメモリコントローラの内蔵により 現行のSocketでは利用不可能で それが市場に行き届くのにも1年は掛かる つまりIntelの45nmプロセスに入るのが遅くなるか 逆にAMDが今の予定より速くなった場合は致命的な事になる
それと書いていないがAMDのFusionに対する対抗策は 案としてはあるらしいがまだまだ実用化にはほど遠く Fusionに関しては完全に後れを取る格好になるだろう
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3月31日(土)01:11 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:ハード | 管理
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そう言えば |
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| RADEON関係の話ももうAMDの話になるんだな そう思う今日この頃
最近ゲームをあまりしていなかったので 気分転換にビデオカードを変えてみた ちなみにParheliaから RADEONX1600Proにである もう3Dが速いの何のって 今までトロトロ動いていたものがサクサク動く 当分これを使うかな
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3月31日(土)00:53 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理
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Intelの神様に対してAMDは兄貴 |
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| 今回はCPUの話では無くタイトルの通りである 別に兄貴が悪いとは言わないが神様のインパクトに比べて弱すぎる で、考えてみた AMDにも女性社員は居るだろうから女性をぶつけたらどうだろうか? 勿論、それなりのルックスと相応の年齢(30歳以下が望ましい)で 見た目だけと言われないように技術に関しても精通していて 自身はAMD製品しか使わないと言いきるような自作ユーザー (勿論オーバークロッカーである) どうせ集まるのは男ばかりなんだからその方が人目を引くし 数少ない女性自作ユーザーの憧れ的存在にもなるだろう それ以前に神様みたいな人物がAMDに居れば話は別だが そういう人が居ると言う事は聞いた事が無い 居ないなら居ない以上そういう手もアリではないかと思われる 要するに性能は均衡しているのだから問題は売り方であり ゲーム業界を例とすれば高橋名人みたいな人を作って Wiiみたいな売り方をするべきで そうでない限りユーザーは増えにくいと思うのだが・・・
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3月3日(土)23:47 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理
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クワッドコアのBarclona |
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| http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0214/kaigai336.htm まぁ、言われていた通りの物になっている ちなみに何故バルセロナかと言うとF1レースの開催地を付けているらしい そしてOpteron系は当面この流れの名称となる (鈴鹿は付くのかな?付いたら嬉しいけど)
途中にSocketFとSocketAM2+の差によるハイパートランスポート3.0と I/Oサポートで逆転すると書いてあるが Socket939発売時に一度逆転しているのでさほど問題は無い むしろ先行型と見るのが正しいと思われる それに今年はデスクトップに力を入れるべきであり妥当な判断でもある (サーバーは物量に物を言わせれば帯域幅で勝てるので問題は無い モバイルは現行のコアのまま突き進むので勝つ見込みは無い)
あとSocketFでDDR3に対応しないという点がかなり引っかかっている それはSocketAM2の外部ハイパートランスポート数が3本ある事と 密接に関係していると思えて仕方がない この話を初めて聞いたときからOpteron2xxxのシリーズはいずれ SocketAM2(実際にはAM2+かAM3)になると思ったし Athlon64FXを何時までもSocketFにしておくとも思えない それにAMDがFusionを発売したら 「Socketが2個あるマザーボードに限りますが我々はVGAチップを使った コプロセッサを作ったので旧型システムでもFusionを体感できます」 見たいな事を言う可能性だってある (これはFusionの普及も兼ねているので一挙両得) いずれにせよSocketAM2+かAM3でデュアルCPU構成が可能になる ・・・この可能性は極めて高い
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2月16日(金)23:12 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理
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45nmプロセスのPenryn |
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| Intel45nmプロセスCPU「Penryn」 デュアルコアで4億1千万のトランジスタ数を誇り ダイサイズは110平方mmらしい 明らかに大きすぎる AMDは45nmプロセスのOpteronで8コアを出す予定であるが この時のダイサイズは300平方mmを少し越える程度だろう Intelが完全な4コア×2個で8コアを出すにしても 合計で450平方mmを越え洒落にならなくなる 従ってハイパースレッティングを復活させ 4コア、8スレッドのCPUを出す予定なのだが 性能がそれほど上がるのか?と言えば無理だろう 元々ハイパースレッティングはPentium4のパイプラインが 20段以上と長い為に空きが生じて その空きを埋める為の技術なのだから 14段しか無いCoreで効率が上がるとは思えない それに最大5命令同時発行を可能とする構造をしている以上 逆に邪魔をする可能性がある
AMDは2008年前半で45nmプロセスに移行すると言っているが 実際に移行するのは多分10月辺りだと思う 少なくとも45nmプロセス=DDR3世代と考え発売するCPUが 65nmプロセスの高クロック&8コア化だとすれば 65nmプロセス版の発売頃に45nmでのテストを開始し 18ヶ月間のテストを経ての発売と言うのが妥当である もし前半であるのなら既に45nmプロセスでのテストが 開始されている事になるが現段階ではRev.HのES品が出てきた程度 従ってまともな製品にするべく3月末ぐらいまでテストした後で 45nmプロセスでのテストを開始するだろうから 早ければ6月になるがSSE4の事を考えると延びる気がする それにIntelも45nmプロセス版を2008年Q1発売予定になったらしいので 半年の差で相手が出来ない8コアを実現できるのなら 45nmプロセスでの勝利は十分見えている 現時点でIntelが価格競争に持ち込んでいるのは そういう理由があるからかもしれない
あとIntelの次世代CPUの姿も見え始めてきた 一応2008年に登場予定だが とりあえずメモリコントローラを内蔵するのでソケットの変更は必須 更にFusionに対抗するためCPU+GPUの物も作るとの事 IntelとAMDがP6vsK7で争って以来 本当の戦いはここからになる
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1月31日(水)02:35 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:ハード | 管理
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L2レイテンシの増加 その2 |
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| http://journal.mycom.co.jp/special/2003/opteron/images/f01.gif こっちの絵の方が分かりやすいかな?
既存のK8 L1にデータが無い ↓ L2へアクセス開始 ↓ L2 Tagの時にDRAMアクセス開始
65nmプロセス以降 L1にデータが無い ↓ L3にデータがあるかどうかの確認開始(無い場合は待機) ↓ L2へアクセス開始 ↓ L3からの返答(無い場合はそのまま) ↓ L2 Tagの時にL3にデータがある場合はL3へアクセス開始 L3が無いorL3にデータが無い場合はDRAMへアクセス開始
すなわちK8コアの基本設計を崩さず L3へのアクセスが追加された分のレイテンシを 出来るだけ削減した結果、L2の読み込みが遅くなる・・・と考える そうでなければ4コア&L3搭載時に約283平方mmになる K8LのL2を倍にするのは自殺行為であり L2とL3とのバランスを『色々組み合わせて行った結果』と 言っていたのに確実に矛盾する事をやろうとしている事になる
しかし後藤さんの過去の記事で「L3とメインメモリへ同時にアクセスする」と 書いてあったのでイマイチ腑に落ちない そこで考えたのがデータバス幅である K8の内部データバス幅は64bitであったが K8Lでは128bitに拡張されている しかし1次キャッシュ量に変更が無いため データがキャッシュに溜るよりも読み込まれる方が早く 空回りしているからじゃないかと思われる
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1月24日(水)03:50 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理
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