パソコンオタクの戯れ言
 
貧乏人だからこそ買う物は考えないと
 


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最近のロードマップ

Intelのクワッドコアが今年中に出る事によって
AMDもK8のままクワッドコアへ向かおうとしている
個人的な意見とすればそれが正しいと思う
ATIを手に入れた以上ヘテロジニアスマルチコアへの準備は
かなり進んだように思えるし
ヘテロジニアスマルチコアを目指すならx86系のコアは
出来るだけシンプルで高クロック化し易い物の方が良い
あとK8L自体の開発も順調に進んでいるとの事
そうなってくると各系統毎に複雑になる気がする
Opteron系はサーバー用に特化するため
3次キャッシュを搭載するだろうし
Athlon64系はマルチメディア用途を重視して
FPUを強化するだろうし
Turion64系はより小型なノートPCに搭載するべく
VGAコアを搭載すると思われる
いくらモジュラー化されたとは言え結局5年後ぐらいには
全部入りのCPUが出る気もする
まぁ、どういった流れになるかは分からないが
同じ混沌状態でも解決する方向が決まっているが時間が掛かるIntelと
そのIntelの動向を見ない限り混沌のまま進んでいくAMD
あと一年ぐらいしないとハッキリ分からないと思われる



9月9日(土)22:14 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理

少数派の二番手より

皆の一番が良いと思うのは自分だけ
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20060812/etc_intelcomp.html
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20060812/etc_amdevent.html
まぁ、Intelの主張は合っているのだろうけど
少なくともCPU以外のパーツは同じ構成にして貰いたい
その点でAMDはある程度正当性を貫いているので信じられる
(強いて言えばIntel純正マザーボードが望ましい)
ただ一番疑問なのは一部のユーザーが売価基準のベンチに不満を持っていた点である
確かに一番が良いけれど何時かは抜かれるし
抜かれれば抜き返せば良いのだから
仮に二倍の金額を使って性能が二倍にならなければ意味は無いし
半分の価格でも半分以上の性能を求めるのは人の性である
要は絶対性能よりコストパフォーマンス
メーカー製搭載品でCeleronがPentium4より売れているのもそれが理由
その点でIntelはやっとAMDに追いついた
ただそれだけである



8月14日(月)14:06 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:ハード | 管理

かなり微妙である

http://journal.mycom.co.jp/news/2006/08/08/100.html
Intel Macのワークステーション版が発表された
基本的にMacを持っていないのでよく分からないが
少なくともOSはLinux系だから効率が悪い気がして仕方がない
一般的にワークステーション用と言えば大容量のメモリを用いて
事務処理に特化した高性能コンピュータであり
この分野においてMacはWindowsより慕われている分野である
しかし新型XeonとOpteronを比べてメインメモリをより効率よく使えるのは
メモリコントローラを搭載したOpteronであり
その事は前機種であるPowerPC G5搭載品でも分かっていた筈である
特にLinux系OSはNUMAアークテキチャをサポートしている為
絶対的にOpteronの方が効率が良い
そしてOSが64bitならクロックと省電力対決でしかない
その点で考えると省電力に劣るOpteronの方が敗戦色は濃いが
それ以外は圧倒的に有利なのであり省電力に関しても
4コアになればデュアルコア×2の構成を取るXeonより
真の4コアであるOpteronの方がTDPは低くなる
Apple自体も苦しいのだろうけどワークステーションのシェアは
WindowsVistaに取って代わられるかも知れない



8月8日(火)23:01 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:ハード | 管理

AMD+ATI=?

AMDがATIを買い取った話であるがこれによって一つの線が繋がった
それはK10のプロトタイプとしてK8コア+ATIチップセットによる
新型のGeodeシリーズでは無いかと
勿論NXのコアはそのまんまSempronかTurion64の派生品だが
LXやGXになると話は変わってくる
65nmプロセス最初のコアであるRev.GはK8コアのままなので
シングルコアのダイサイズは2次キャッシュ1MB版で約60平方mm
そこにATIのVGAを統合しても約120平方mmになる
(RADEONX1300ならトランジスタ数は1億2千万なので)
サーバーやデスクトップで統合した場合、VGA機能をオンボードにすると
その分の価格も支払わなければならないが
工業用なら初めから搭載している事が前提なので問題はない
ただRev.Gだと時期的には間に合わない為
Sempronのシングルコア品が役目を終えるであろう来年の後半頃から
余っているシングルコアをGeode化するのではないかと思われる

このK8コアGeodeがどの程度普及するかによって
サーバー用CPUに組み込むかどうかを考査するのも一つの手ではあるが
多分顧客の賛同は得られないだろう
しかしある程度のシェアで賛同が得られれば作られる事となり
K10はかなり有利に進む事になる



8月3日(木)00:40 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理

そういうオチがあったのか・・・

http://ascii24.com/news/announce/2006/07/14/663449-000.html
Intel Core 2 Duoシリーズのベンチマークが一斉に行われたが
今回一番意義があったのはASCII24だと思われる
簡潔に言えば新規でインストールされるWindows Vistaは
何もしなければ32/64bit両対応でインストールされる為
Athlon64だとあまり意識する必要はないが
Core 2 DuoだとWindows XP(32bit版)利用時より
性能が落ちる可能性がある
ただIntelが気づいてないはずもないだろう
で、考えてみた

Intelのメニイコア計画はすべてのコアでx86命令を扱う事が出来る
ヘテロジニアスマルチコアで
シングルスレッド重視の高クロックコアとマルチスレッド重視の高IPCコア
この2種類のコアを混合する方向に向かっている
その事を踏まえて考えられる事は
現状はAMDに少しでも勝つ為にこの構造を取っているが
この構造を一方は高クロック化ともう一方は高IPC化する事によって
メニイコアを作る予定ではないかと考えられる
これに対しAMDはx86命令を使うのはメインコアだけで
拡張されたコアはそれぞれの用途に特化した命令を使うようになっている
(こう考えるとIA-64によってx86命令を捨てようとしたIntelが
これから先もx86命令を重視していくという変な構図になっているが
それは気にしないでおこう)

従ってメニイコアが出来るまではこの状態が続くのではないかと思われ
その事はAMDにも言える事である
ただAMDはそれぞれのアプリケーションに特化したコプロセッサを
利用する事によって性能を上回る事が出来る分だけ有利ではあるが
それが一般的に利用できるようになるかどうかは疑問である

だから現時点でAMDに求める事があるとするならば
SocketAM2版Opteron2200シリーズの製造決定及び
同SocketでのデュアルCPUマザーボードを早期販売し
SocketAM2用のコプロセッサの製造と
対応アプリケーションの開発を促す事である
Opteronの製造に関してはSocketFだけだと需要が無いように思え
デュアル対応がAthlon64FXだけだとSocketAM2用のコプロセッサも
需要が無く作りにくい為
まぁ、そうなってくればいっその事
シングルCPU用Opteronの製造を中止し
SocketF=Opteron、SocketAM2=Athlon64&Sempronと統一して
SocketAM2のデュアルCPU版にはAthlon64MPと名付けるのも
一興ではないかと思われる



7月14日(金)19:54 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理

SocketAM2のコンセプト

一般的にはAthlon64FX、Athlon64、Sempronと
デスクトップ用のCPUを1つのソケットに統合する事を目的として作られた
と言う事になっているがこの記事を見る以上少し違うと思う
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0623/kaigai284.htm
ハイパートランスポートが3本あると言う事は
CPUを複数構成にする事が可能だという事
となるとSocket940と同じ構成が可能である
だとするとOpteron2xxシリーズや8xxシリーズを搭載できるので
むしろ現行のK8アークテキチャを1つのソケットに纏めたと
言った方が正しい事になる

そう考えればSocketF版はItaniumに対抗する事を前提とし
SocketAM2版は1~4CPU構成のシステムで
Opteron vs XeonMP、DP
新型Athlon64FX vs ?
Athlon64FX vs Intel Core 2 XE
Athlon64系 vs Intel Core 2
Sempron系 vs Celeron
こう考えた方が無難である

あとSocketAM2でも複数プロセッサ対応のOpteronが出るなら
DDR3対応であるSocketAM3?にも対応する可能性があり
仮にFB-DIMM2?の消費電力が軽減すると見切りを付けて
FB-DIMM2?のみ対応とはアークテキチャ上、絶対に無理なので
消費電力が下がらなかった場合でもXeonとは互角に戦える
この対応策は必須なのである

それとは別にK8L自体はDDR2&3両対応となる予定らしい
(設計上両方のメモリを混合で搭載する事は無理。でもASRock辺りが
ジャンパピンで切り替え出来るマザーボード作りそう)
ただ個人的に疑問なのはK8Lのピン数である
K8LのCPUをSocketAM2のマザーボードに載せる事は出来るが
SocketAM2のCPUをDDR3対応マザーボードに載せられないような
構造にするとなるとSocketAM2のピン数より減らす必要がある
ただ問題は何ピン減らすか?である
先ずSocket939の事を考えて1ピンではないだろう
(Socket940=SocketAM2の前例があるから何とも言えないが)
あとDDR2&3対応ならDDRにも対応できるんじゃないかと思う
(電気的な問題を回避すれば配線自体は互換性があるはずだし)
だからK8L自体がSocket939、SocketAM2の両方に
搭載できるようになればかなり売れるのではないかと思うのだが・・・
(この場合最低でも5ピン減らす必要があるが対応するかどうかは
CPUよりもマザーボード次第であり問題ないだろう)
もしその可能性があるとすればSocket939のデータシートで
ピン配列を見てSocketAM2の空きピンが何処に当たるのかを見ると
答えは出てきそうだけど無理かなぁ~



7月2日(日)21:34 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理

L2半減とは言うけれど・・・

http://www.theinquirer.net/default.aspx?article=32717
どのみちK8Lで1コア辺りのL2キャッシュ(以下L2)は半減するから
現時点で半減させた物を売っても
さほど問題ではないのではないかと思われる
むしろ価格競争とかより移行する為に導く必要がある

K8Lのキャッシュ量だが最も必要なOpteronは
クワッドコア&3次キャッシュ(以下L3)を搭載で
300平方mm以下を実現する為にL2は512KBに削減
削減した分をL3に当てて2MBとなる
他のデスクトップ用CPUもOpteronと同じ系列で作られる為
L3があるなしに関わらずL2は512KBから64KBの4種類となる
つまり1コア辺りの2次キャッシュ量は
Opteron      512KB
(L3が2MBで250平方mm、L3無しで180平方mm)
Athlon64FX   512KB?
(L3が2MBで250平方mm)
Athlon64 X4? 256&512KB
(L2のみ256KBで135平方mm)
Athlon64 X2  256KB(一部512KB)
(L2のみ256KBで90平方mm)
Sempron X2? 64&128KB
(L2のみ64KBで67.5平方mm、128KBで75平方mm)
これがK8LのL2キャッシュ量の基準(予想値)であり
改良を加えて肥大化しプロセスの細分化によってコアを倍増しても
現行のダイサイズ比率と大差がない事になる

AMDは現時点で300mmウェハの工場を持っているが
ダイサイズを拡大した上でIntelと互角に戦う生産能力を得るには
少なくともFab30をFab38に改装した後でしか無理なはずで
現時点ではダイサイズを拡大できない
つまりあと2年ぐらいは
ハイパフォーマンス 200平方mm以上
メインストリーム   150平方mm前後
バリュー       100平方mm以下
を守る必要がある
(AMDがもっと多くの他社に製造を委託すれば話は別だろうけど)



6月30日(金)02:12 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理

タスクバーでコロコロ色が変わっている

現在この書き込みを行っているPCは今月新しく組んだ
GeodeNX1250@6W搭載PCである
マザーボードはASUSのA7V8X-SE
電圧変更は不可なので消費電力は高めになるが
ファンレスでも50度程度である
起動時にはMobile Athlon4 667MHz(FSB133MHz時)と表示され
CrystalCPUIDで見ると33%オーバークロックした事になっている
この事からCrystalCPUID自体がGeodeNX1250@6Wを
FSB100MHzの物をオーバークロックしていると勘違いしていると思われる
ただBIOS上では今のところ問題は無い
そしてPowerNow!の設定をする・・・とは言っても事実上倍率は固定されているので
3倍、4倍、5倍の設定しかないが一応設定して有効にすると
何か動作をするとMAXに跳ね上がり
(アイコンは赤)
何もしないとすぐに下がる
(アイコンは青)
これはこれで面白いかも



6月29日(木)03:09 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理

ハッタリかまして意味があるのか?

http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20150268,00.htm
32nmプロセスの工場って・・・現時点で言う話ではない
何か最近のAMDはこういうのが多い
対抗意識を燃やすのは当たり前としても自分達の置かれている状況を考えて
ちゃんと見極めるべきではないかと思う
少なくとも今年は耐える年でありその反動を来年に当てれば良いだけなのだから
それとも今後は過去に『2010年のCPUは10GHzを越える』とか
『ハイパースレッティングを多用してマルチスレッドを向上させる』とか言っていた
Intelみたいになる気なのか?
どうせ見習うなら悪いところではなく良いところを見習おうよ



6月23日(金)21:38 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理

相手は本気だというのに・・・

http://www.amd.com/jp-ja/Processors/ProductInformation/0,,30_118_609,00.html
CPUに興味がある人なら大抵の人が見るであろうAMD製品の価格表
問題は省電力版CPUの扱いである
Opteronの消費電力は現在125W、95W、55W、30Wの4つ
(Rev.Fからは55W→65W、30W→35Wになる予定)
55Wは通常HEの文字で表され30Wは通常EEの文字で表される
それを踏まえて先日省電力版のAthlon64 X2シリーズが発売され
パッケージには「ENERGY EFFICIENT 65W」とシールが貼られている
略すとEEである
と言う事はEEと表記されていてもOpteronは30WでAthlon64は65W
AMDは本当に『ワット性能』を重視してマーケティングしているのか?
仮にワット性能を意識しているのであれば65WはHEシリーズとして
一纏めにするべきではないのか?
もし一纏めにするとなれば
サーバー、クライアント共にHEクラスで揃えるとか
エコロジー重視で上記にモバイルも含め全てをEEで揃えるとか
(Turion64の場合35Wは通常版だけど)
そういうマーケティングが出来ると思うのだが・・・
AMDが目指す戦略はサーバー&デスクトップ、モバイル&組込用の
2種類に分かれるらしいけどPentium4とPentiumMの様に
全く違うアークテキチャになるとは思えない
(同一のOSが搭載されるならソフトウェアが目指す先は限られている)
Intelの場合はコア自体が統一化されたので比較は出来ないが
消費電力に関する点でモデルナンバーは統一されている
Fab30を解体せずに改造して増産を図るのならば本気で売ろうよ
ユーザーに説明するのに規格を統一し明記する事は重要なのだから
昔から言うでしょ『百聞は一見に如かず』って
ワット性能を重視するなら先ず消費電力に対して統一の規定を作るべきだと
そう思えて仕方がない今日この頃



6月17日(土)00:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理


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