パソコンオタクの戯れ言
 
貧乏人だからこそ買う物は考えないと
 



2007年7月を表示

かなり期待できるかも その2

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0528/kaigai362.htm
ここの記事にある「The Efficiency Benefits of Silicon-Level Integration」の画像
ここに答えがあった

GPUにはバッファが搭載される
ここにコンパイルする為の命令セットを投入し計算させる
そうすれば単体でも可能になるがバッファ量の制限から
多い命令をこなすのは無理だと思われる
しかし最終的にはx86命令の命令セットを完全に入れる事が出来る

AMDはK8を作った時点でSIMD系を中心にし
レガシーなx86命令は使わないようにして
最終的にはソフトウェアでコンパイルして使う流れとなっている
これは少なくとも10年以上掛けて行われる事であり
現時点で4年、そしてFusionよってその道は進む事になる



7月14日(土)22:25 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理

かなり期待できるかも

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0709/transmeta.htm
久しぶりに面白そうな記事である
色々なサイトでは省電力技術の件で行ったのでは無いかと
言われているが個人的にそれは表向きであり
真実は別にあると思っている

トランスメタはCrusoeやその発展型である
Efficeonを発売したメーカーとして知られている
これはRISCプロセッサだがソフトウェアで
x86命令をCrusoe用にコンパイルする事で
x86命令のソフトを動かす事が出来る
この変換された命令をVLIW命令と言い
似た様な物にItaniumがある
AMDはCPUとGPUを合体させたFusionを発売するが
CPUとGPUとの関係をどの程度密接するかについて
現時点で困惑している
個々に動作するだけだと別々に作るより
コストが安くなるという利点があるが
1個あたりの単価は上がるので
特定用途にしか受け入れられない
完全に融合してCPUに命令セットとして
組み込むとなれば将来に於いて
ずっとその命令をサポートし続ける必要が出てくる
その中間解として最も相応しいのは
このVLIW命令である
現にRADEON HD 2xxxシリーズは
VLIW命令が実行できる様になっている

つまり完成系としては命令が固定長であるSSEなどは勿論
x86命令自体をx86系CPUを使い
ソフトウェアで変換しビデオカードが実行する事が可能になる
即ちCellプロセッサと同様
ヘテロジニアスマルチコアとなり得るのである
(もっと簡単に言えばCellのメインプロセッサを
x86系CPUに変えただけの物になる)
この事からAMDが向かっている未来がかなり先まで見えてきた

K8系は『CPUにノースブリッジを統合した物』と言われているが
個人的にはAMDが8コア以上は無意味と言った頃から
その考え方を疑問視していた
そしてFusionが発表された時に一つの答えを導き出した
K8系は『ノースブリッジにCPUを統合した物』なのだと
しかしその為にはx86命令をどうにかしなければならない
今回はその答えにかなり近付いたと言える

将来、とは言っても早ければマイクロソフトが次世代OSを出す頃
我々はx86系CPUを店頭で買う事はしなくなるだろう
何故ならノースブリッジに組み込まれているのだから
仮に買うとすればx86系CPUとは系統が違うRISCプロセッサ
(IBMのPowerPCとかSunのSPARCとか
nVIDIAがVGAチップを発展させて作るかも知れない物か
それは分からない)
そんな時代がやってくると予感できる一件である



7月11日(水)23:55 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理


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