そういうオチがあったのか・・・ |
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| http://ascii24.com/news/announce/2006/07/14/663449-000.html Intel Core 2 Duoシリーズのベンチマークが一斉に行われたが 今回一番意義があったのはASCII24だと思われる 簡潔に言えば新規でインストールされるWindows Vistaは 何もしなければ32/64bit両対応でインストールされる為 Athlon64だとあまり意識する必要はないが Core 2 DuoだとWindows XP(32bit版)利用時より 性能が落ちる可能性がある ただIntelが気づいてないはずもないだろう で、考えてみた
Intelのメニイコア計画はすべてのコアでx86命令を扱う事が出来る ヘテロジニアスマルチコアで シングルスレッド重視の高クロックコアとマルチスレッド重視の高IPCコア この2種類のコアを混合する方向に向かっている その事を踏まえて考えられる事は 現状はAMDに少しでも勝つ為にこの構造を取っているが この構造を一方は高クロック化ともう一方は高IPC化する事によって メニイコアを作る予定ではないかと考えられる これに対しAMDはx86命令を使うのはメインコアだけで 拡張されたコアはそれぞれの用途に特化した命令を使うようになっている (こう考えるとIA-64によってx86命令を捨てようとしたIntelが これから先もx86命令を重視していくという変な構図になっているが それは気にしないでおこう)
従ってメニイコアが出来るまではこの状態が続くのではないかと思われ その事はAMDにも言える事である ただAMDはそれぞれのアプリケーションに特化したコプロセッサを 利用する事によって性能を上回る事が出来る分だけ有利ではあるが それが一般的に利用できるようになるかどうかは疑問である
だから現時点でAMDに求める事があるとするならば SocketAM2版Opteron2200シリーズの製造決定及び 同SocketでのデュアルCPUマザーボードを早期販売し SocketAM2用のコプロセッサの製造と 対応アプリケーションの開発を促す事である Opteronの製造に関してはSocketFだけだと需要が無いように思え デュアル対応がAthlon64FXだけだとSocketAM2用のコプロセッサも 需要が無く作りにくい為 まぁ、そうなってくればいっその事 シングルCPU用Opteronの製造を中止し SocketF=Opteron、SocketAM2=Athlon64&Sempronと統一して SocketAM2のデュアルCPU版にはAthlon64MPと名付けるのも 一興ではないかと思われる
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7月14日(金)19:54 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理
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SocketAM2のコンセプト |
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| 一般的にはAthlon64FX、Athlon64、Sempronと デスクトップ用のCPUを1つのソケットに統合する事を目的として作られた と言う事になっているがこの記事を見る以上少し違うと思う http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0623/kaigai284.htm ハイパートランスポートが3本あると言う事は CPUを複数構成にする事が可能だという事 となるとSocket940と同じ構成が可能である だとするとOpteron2xxシリーズや8xxシリーズを搭載できるので むしろ現行のK8アークテキチャを1つのソケットに纏めたと 言った方が正しい事になる
そう考えればSocketF版はItaniumに対抗する事を前提とし SocketAM2版は1~4CPU構成のシステムで Opteron vs XeonMP、DP 新型Athlon64FX vs ? Athlon64FX vs Intel Core 2 XE Athlon64系 vs Intel Core 2 Sempron系 vs Celeron こう考えた方が無難である
あとSocketAM2でも複数プロセッサ対応のOpteronが出るなら DDR3対応であるSocketAM3?にも対応する可能性があり 仮にFB-DIMM2?の消費電力が軽減すると見切りを付けて FB-DIMM2?のみ対応とはアークテキチャ上、絶対に無理なので 消費電力が下がらなかった場合でもXeonとは互角に戦える この対応策は必須なのである
それとは別にK8L自体はDDR2&3両対応となる予定らしい (設計上両方のメモリを混合で搭載する事は無理。でもASRock辺りが ジャンパピンで切り替え出来るマザーボード作りそう) ただ個人的に疑問なのはK8Lのピン数である K8LのCPUをSocketAM2のマザーボードに載せる事は出来るが SocketAM2のCPUをDDR3対応マザーボードに載せられないような 構造にするとなるとSocketAM2のピン数より減らす必要がある ただ問題は何ピン減らすか?である 先ずSocket939の事を考えて1ピンではないだろう (Socket940=SocketAM2の前例があるから何とも言えないが) あとDDR2&3対応ならDDRにも対応できるんじゃないかと思う (電気的な問題を回避すれば配線自体は互換性があるはずだし) だからK8L自体がSocket939、SocketAM2の両方に 搭載できるようになればかなり売れるのではないかと思うのだが・・・ (この場合最低でも5ピン減らす必要があるが対応するかどうかは CPUよりもマザーボード次第であり問題ないだろう) もしその可能性があるとすればSocket939のデータシートで ピン配列を見てSocketAM2の空きピンが何処に当たるのかを見ると 答えは出てきそうだけど無理かなぁ~
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7月2日(日)21:34 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理
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