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2007年8月を表示

次世代Opteron(≠K11)の姿

http://www.amd.com/jp-ja/Corporate/VirtualPressRoom/0,,51_104_543~118445,00.html
AMDが2009年に導入するという
メモリ搭載容量を拡張する為の技術である

これで分かる事は次世代Opteron(≠K11)は
DDR3をサポートする事が読み取れ
K8→K10の様に大幅な改良は無いと思われる
(Fusionは別として)
本来ならば演算能力を高速化させる為に改良が必要であり
Fusionもその一環ではあるがそれは局地的な改良で
根本的な問題は解決していない
(例えばx86命令を周波数比で倍速実行する事は無理)
しかしそれはあくまでも現状の流れに沿って言っている事

AMDは以前から8コア以上は一部の用途にしか意味がないと言っている
従ってデスクトップ用はアプリケーションのマルチコア対応が
ある程度進むまで8コアで止まると思われその期間は数年あると思われる
(大体10年ぐらい必要だと思うので2015年ぐらいまでかかると予想する)
しかし8コアは早ければ来年やってくる
では2015年までの7年間もの間ただただ周波数だけが
向上するのかと言われればそれには無理がある

昔IntelのPentium4が2GHz以上になると
CPU内部に空きが出来て効率が悪くなるという結果を出していた
AMDも3GHz以上では同じような状況が現れると思われる
Intelが効率を改善するために出した答えは知っての通り
ハイパースレッディング・テクノロジであり
K8自体元々はハイパースレッディングを搭載する予定だったのは
Socket754用マザーボードのBIOSにあるMPS設定を見れば分かる通り
(マルチコア化の為と言われればそうかも知れないが設計していた
2002年の時点ではどちらの道に進むかを判断できていなかったと思われ
両方に対応する為に積まれていたと考えるのが妥当である)

従ってK11では性能向上の為に周波数の向上と共に
ハイパースレッディングが搭載されると予想するが
問題はシングルスレッド時の性能低下である
AMDは基本的に前アーキテクチャよりも効率が良い物を作らなければ
市場に認められないのでK10よりシングルスレッドの性能が落ちる事は
致命的でありあり得ない
その改善する方法があるとすればALU、FPU各ユニットを倍増するしかない
もしそれが実現し効率が上がれば32nmプロセスのOpteronは
サーバー用に16コアCPU、8コアとVGAチップを搭載したFusion
そしてハイパースレッディングを搭載した8コアの3種類になると思われる
(Fusion+ハイパースレッディングかも知れない)



8月13日(月)08:55 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理


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