パソコンオタクの戯れ言
 
貧乏人だからこそ買う物は考えないと
 



2006年10月を表示

K8系ロードマップ その3

http://badhardware.blogspot.com/2006/10/amds-k8l-revealed-in-cray-rainier.html
要するにK8LはCPUとノースブリッジ部分の周波数が違うらしい
多分消費電力軽減の為ノースブリッジをCPUの3/4で動かすのであろう
ただCPUが3.5GHzの時2.6GHzだと言う事は
DDR3 1333MHzのデュアルチャンネルよりも狭い事になるし
DDR3 1600MHzに対応させる為にはCPUが4.3GHz以上必要で
考えるにDDR3 1600MHzに対応する予定は無いと言える
(元々DDR 400MHz、DDR2 800MHzも無かった物なので
DDR3 1600MHzに対応しなくても問題はないし
それよりも次世代メモリへ移行する方が確実である)

あとはAthlon64系でも3次キャッシュを搭載すると言う事は
明らかにIntel Coreを意識した物であり
全て2MBと共通なのもその事を踏まえての事だろう
ただ3次キャッシュを当たり前の様に積むとなると
本当にK6-IIIみたいな感じになってきたと実感している
ただK6-IIIはK7が登場するまでの繋ぎの感じがあるが
K8Lもそうであって欲しい
何故ならK7でAMDはローエンドCPUから一気にハイエンドCPUとなり
しかも周波数でIntel越えまでしたのだから

一つだけ言いたい事があるとすれば
出来ればノースブリッジの周波数をCPUに合わせるのではなく
メモリのFSB×4にしてくれた方が良かったと思う
ただオーバークロックには適している様な気がする



10月5日(木)22:29 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理

K8系ロードマップ その2

仮に周波数を100MHzずつにするという事が
メモリと同期を取る事を重視するとしても
売れるかどうかは別である
それはIntel製品を見てもよく分かる
Pentium4で言うとSocket423で1.3、1.5、1.7GHzは
他のモデルより売れていない
その後Socket478になっても2.1、2.3、2.5GHzはCeleronと共に
売れず(Celeronの場合は1.7、2.7GHzも含まれる)
Socket775になっても3GHz、3.4GHzは同じ流れである
(ちなみに人気のない物はメーカー製PCに回される)

いくら同期が取れていないと言ってもDDR2 667MHzのメモリを使えば
IntelのFSBより帯域幅はありK8Lが完成すれば性能も問題はない
なのに何故同期に拘るのか?
答えはラインナップにあるのではないかと思われる
現時点でAthlon64 X2 5200+/5000+が発売され
周波数別では4ランクになったがそれまでは3ランクだけであった
Athlon64もSempronも現時点では4ランク
そう考えると100MHz刻みにする事により7ランク以上にする事が出来るし
周波数が出せず1ランク落とす為に200MHzも落とす必要が無くなる
ただPentium系やCeleronDの仕様によるモデルナンバーの違いを
全て覚えている人が居るかどうかという疑問すらある
今までの価格表は全て周波数別に別れていたがこれから先・・・
いや、現時点でもハイエンド=デュアルコア、
ミドルレンジ&ローエンド=シングルコアと分かれており
来年にはハイエンド=クワッドコア、ミドルレンジ=デュアルコア
ローエンド=シングルコアと区別され
それぞれの中で周波数別に分かれる事になる

個人的な意見としてあり得ないとは思うが
SocketAM3はDDR2&DDR3対応ではなく
DDR全対応になる可能性もあるのではないかと思われる
Socket939とSocketAM2との違いでメモリコントローラ以外
何か明確な差があるとは思えないし
AMDは今まで同じSocketでプロセス3世代のCPUを作ってきた
なのにSocket939は130nm、90nmと2世代分
SocketAM2はSocketAM3も搭載出来るので
90nm、65nm、45nmと3世代分である
(Turion64が長期供給プログラムに入っているSocket754は
プロセスを凍結しても5年は生産するので問題はなく
Socket940のOpteronも同様である
勿論Socket939のOpteronも入っているが市場には全くない)
現在、未だにSocket478用マザーボードが新発売として販売されているし
DDR対応でCore 2 Duoに対応している物もある
そう考えればユーザーはDDRを余らせていると思われる
(多分DDR2の立ち上げが1年近く遅れた事が原因だろうし
i-RAMが発売された事もそれが理由である)
ならばそのユーザーを救済する事がシェア拡大に繋がると思うし
救済する事によってシェアを保っていたのがAMDの歴史でもある
金さえ手に入れたら貧乏ユーザーは必要ない
そんな企業にはなって欲しくないと思う今日この頃



10月4日(水)00:13 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理


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