パソコンオタクの戯れ言
 
貧乏人だからこそ買う物は考えないと
 



パソコン関連:ハード

これで分からなくなった その2

前回の最初に戻るが
Intelの方式はあくまでもVGAチップを搭載したCPUとなる
一方AMDの方は微妙である
これから先もマルチチップ構成を続けるとしたらもしかすると
CPUとしてではなくノースブリッジとして搭載される可能性が高い
元々K8登場時からノースブリッジは必要ない
それが存在しているのはVGAなどのデバイスがあるからであり
将来的にはCPU側にPCI-Expressバスを搭載するので
ノースブリッジは完全に不必要となる
ただノースブリッジとして積む為には
約100平方mmで無くてはならないので
現実的には45nmでシングルコア+ノースブリッジだろう

AMDは現在45nmプロセスになれば
シングルコアは無くなると言っている
それはダイサイズが小さくなりすぎて採算が取れないからであり
ノースブリッジに組み込む事は可能だという事になる
こうすれば必要ない時にCPUを省電力にするという必要が無く
コア部分を完全に停止してノースブリッジが演算を行えば良い
ただ欠点がありメモリがCPU側にあるのでレイテンシが長くなる

AMDが採用を促しているフォームファクターにDTXがある
DTXはATXより縦が短いのだが
そうなると横が異様に長い事になり
全てのデバイスがシリアル化した場合には
かなりの空きスペースが産まれる事が予想され
そこにメモリチップを搭載する可能性もある
(2Gbitチップ4枚で1GBあれば十分だろう)
そうなると組み込み向けでも可能になり
多分旧ATiがマルチメディア用途で作っていた家電製品のパーツとして
使われる事になるだろう
(但し日本では発売されていない)



10月8日(月)03:03 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:ハード | 管理

これで分からなくなった

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/1005/kaigai391.htm
IntelはGPUをネイティブで統合するとの事
その後チップセットにGPUを統合する予定は無いらしい
それはつまりIntel製CPUを使った時点で
グラフィックはIntel製になるという事であり
従って現在ノースブリッジに搭載されているGPUは
今後必要なくなる
これは互換チップを製造しているSiSとnVIDIAにとって
VGAオンボードチップを搭載するローエンドマザーボード市場から
追い出される事になる

nVIDIAはハイエンドからローエンドまで全てのランクで
チップを発売していてローエンドが消えたとしてもどうにかなるが
殆どローエンドのみのSiSにとってこの事は致命的である

一方AMDはあくまでも2チップで搭載するので
GPU側が自社のRADEONで無くても良いのである
それはGeForceを使ってのFusionも可能だという事
元々nVIDIAは当時参入しやすかった
AMD製CPU用のチップセット市場に名乗りを上げ成功した
しかし現在ではATiがAMDに代わりシェアが食われるので
Intel製CPU用でシェアの拡大を狙っていたが
これで再びAMD側に戻ってくる事になる
(戻ってくると言っても7:3が6:4位になった程度だろう)

SiSはどちらもローエンド向けに製品を作ってきていたが
AMD製CPU用ではnVIDIA、ATi(現AMD)、VIAが
居た為に追い出される形となってIntel側に付いていた
しかしIntel側から追い出されるとなると何処にも行き場がない
唯一の救いはVIAがデスクトップ用チップセット市場から撤退し
自社製CPU搭載の組み込み用にしか使わないと言っているので
nVIDIAとAMDの隙間を狙う事は可能であるが
SiS製チップセットに搭載されているGPUは
XGIが分社化する時に置いていった物であり
さほど強力なGPUでは無い

互換チップセットとしてはnVIDIAに吸収され消えた
ALi(ULi)の次に古いSiSも消える運命にあるのか?



10月5日(金)21:59 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:ハード | 管理

45nmプロセスは近いが・・・

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0329/intel.htm
Intelが45nmプロセスの次期CPUの詳細を公開した
デュアルコアでダイサイズ107平方mmは痛い
8コアは不可能と言っている様な物だからな~
(計算上428平方mmで作ったとしても
販売価格はサーバー用CPU並になる)
その次のCPU『Nehalem』にしてもCSIを導入して
FSBに取って代わるらしいがメモリコントローラの内蔵により
現行のSocketでは利用不可能で
それが市場に行き届くのにも1年は掛かる
つまりIntelの45nmプロセスに入るのが遅くなるか
逆にAMDが今の予定より速くなった場合は致命的な事になる

それと書いていないがAMDのFusionに対する対抗策は
案としてはあるらしいがまだまだ実用化にはほど遠く
Fusionに関しては完全に後れを取る格好になるだろう



3月31日(土)01:11 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:ハード | 管理

45nmプロセスのPenryn

Intel45nmプロセスCPU「Penryn」
デュアルコアで4億1千万のトランジスタ数を誇り
ダイサイズは110平方mmらしい
明らかに大きすぎる
AMDは45nmプロセスのOpteronで8コアを出す予定であるが
この時のダイサイズは300平方mmを少し越える程度だろう
Intelが完全な4コア×2個で8コアを出すにしても
合計で450平方mmを越え洒落にならなくなる
従ってハイパースレッティングを復活させ
4コア、8スレッドのCPUを出す予定なのだが
性能がそれほど上がるのか?と言えば無理だろう
元々ハイパースレッティングはPentium4のパイプラインが
20段以上と長い為に空きが生じて
その空きを埋める為の技術なのだから
14段しか無いCoreで効率が上がるとは思えない
それに最大5命令同時発行を可能とする構造をしている以上
逆に邪魔をする可能性がある

AMDは2008年前半で45nmプロセスに移行すると言っているが
実際に移行するのは多分10月辺りだと思う
少なくとも45nmプロセス=DDR3世代と考え発売するCPUが
65nmプロセスの高クロック&8コア化だとすれば
65nmプロセス版の発売頃に45nmでのテストを開始し
18ヶ月間のテストを経ての発売と言うのが妥当である
もし前半であるのなら既に45nmプロセスでのテストが
開始されている事になるが現段階ではRev.HのES品が出てきた程度
従ってまともな製品にするべく3月末ぐらいまでテストした後で
45nmプロセスでのテストを開始するだろうから
早ければ6月になるがSSE4の事を考えると延びる気がする
それにIntelも45nmプロセス版を2008年Q1発売予定になったらしいので
半年の差で相手が出来ない8コアを実現できるのなら
45nmプロセスでの勝利は十分見えている
現時点でIntelが価格競争に持ち込んでいるのは
そういう理由があるからかもしれない

あとIntelの次世代CPUの姿も見え始めてきた
一応2008年に登場予定だが
とりあえずメモリコントローラを内蔵するのでソケットの変更は必須
更にFusionに対抗するためCPU+GPUの物も作るとの事
IntelとAMDがP6vsK7で争って以来
本当の戦いはここからになる



1月31日(水)02:35 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:ハード | 管理

さて、どうしたものか・・・

メンテナンス中で画像が上げられないのは致し方ないが
とりあえず書き留めておく

二ヶ月前にASRockのK8SLI-eSATA2を買ったのです
何がやりたかったかというと
RADEON X1300XT×2によるCrossFireである
色々試したが無理でよくよく調べてみると重大な欠点があった
それはチップセットが対応していないと出来ないという点
SLIはチップセットが他社のチップでも非公式ながら
動かす事が出来るがCrossFireに限っては
正式対応した物でしか動かない
これはかなり致命的である
何故ならRADEON X1300XTが確実に1本余る
そしてPCI-Express対応のマザーボードは
現時点でコイツしかない
・・・新しいマザーボードでも買おうかな

ちなみに4画面出力は可能である(OSはWindows2000)
もし4画面出力がしたいならば
1.ジャンパピンはSLIモードにする
2.RADEON X1300XTを1本だけ差し
ドライバをインストール
3.電源を落とし2本目を挿す
4.起動してドライバをインストール
これで4画面出力は可能になる
注意点
2本目のカードを挿すと2本目がディスプレイ1&2
1本目がディスプレイ3&4となり
電源投入からWindowsの起動プロセスまでは
ディスプレイ3で表示され
デスクトップ画面はディスプレイ1で表示されるので
ディスプレイ1台で設定する場合は付け替える必要がある
(2台以上なら最低1と3に繋げれば良いので問題はない)
あとジャンパピンを通常モードでドライバをインストールすると
1本目がディスプレイ1&2、2本目がディスプレイ3&4となるが
ディスプレイ3が認識されない
そしてどちらの設定でも2本同時にやろうとすると失敗する
ちなみにSLIモードでは性能がある程度低下するので
どうしても4画面必要と言う人以外は大人しく
1ランク上のビデオカードにする事をお勧めする

ちなみにK8SLI-eSATA2はSocket754で
SLIが非公認で可能(ドライバによる制限がある)
しかもドターカードを使う事によりSocket939やAM2の
CPUを搭載する事も可能な超キワモノマザーであり
このマザーボード一枚であと3年は十分戦える物である
(クワッドコアのCPUが搭載出来ればの話)



11月30日(木)01:06 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:ハード | 管理

クワッドコアか・・・

IntelがクワッドコアのCPUを発売したが
個人的には『本当に売れるのか?』という疑問がある
単に4コア利用する事が全くないという事ではなく
ハイエンドゲーマーにはAMDの『4×4』の方が
向いているのではないかと思えて仕方がない
ハイエンドゲーマーにターゲットを絞るなら
マザーボードは3万円ぐらいのを買うだろうし
メモリだって最低4GBは必要なはず
だとすればDDR2 800MHzの1GBを4枚か
2GBを2枚どちらの構成かは分からないけど
帯域幅が1066MHzしかない物より
DDR2 667MHzの1GBを4枚刺しして
合計2668MHzの帯域幅をフルに使った方が効率は良く
65nmプロセスでクワッドコアになれば合計8コアになる
nVIDIAだってハイエンドゲーマーの枠を
AMD(旧ATI)から一気に奪いたいだろうから
GeForce8800系のデュアルGPUボードを
来年夏頃に出す可能性だってある
(シュリンクされればの話だがRADEONの性能にもよる)
そうなってくると戦えるのは今だけで来年の夏以降最低一年は
AMDが主導権を握る事になる
(Intelが45nmプロセスですぐに8コアを出せば
話は別だがそれは不可能に近いだろう
現に65nmプロセスでも半年掛かっている)
だからこう考える
真のハイエンドゲーマーはQX6700は買わず
採算を無視してXeon5300系に走るか
『4×4』待ちなのではないかと
・・・でも結局ハイエンドユーザーは『今』が大事なんだよね



11月15日(水)23:18 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:ハード | 管理

少数派の二番手より

皆の一番が良いと思うのは自分だけ
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20060812/etc_intelcomp.html
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20060812/etc_amdevent.html
まぁ、Intelの主張は合っているのだろうけど
少なくともCPU以外のパーツは同じ構成にして貰いたい
その点でAMDはある程度正当性を貫いているので信じられる
(強いて言えばIntel純正マザーボードが望ましい)
ただ一番疑問なのは一部のユーザーが売価基準のベンチに不満を持っていた点である
確かに一番が良いけれど何時かは抜かれるし
抜かれれば抜き返せば良いのだから
仮に二倍の金額を使って性能が二倍にならなければ意味は無いし
半分の価格でも半分以上の性能を求めるのは人の性である
要は絶対性能よりコストパフォーマンス
メーカー製搭載品でCeleronがPentium4より売れているのもそれが理由
その点でIntelはやっとAMDに追いついた
ただそれだけである



8月14日(月)14:06 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:ハード | 管理

かなり微妙である

http://journal.mycom.co.jp/news/2006/08/08/100.html
Intel Macのワークステーション版が発表された
基本的にMacを持っていないのでよく分からないが
少なくともOSはLinux系だから効率が悪い気がして仕方がない
一般的にワークステーション用と言えば大容量のメモリを用いて
事務処理に特化した高性能コンピュータであり
この分野においてMacはWindowsより慕われている分野である
しかし新型XeonとOpteronを比べてメインメモリをより効率よく使えるのは
メモリコントローラを搭載したOpteronであり
その事は前機種であるPowerPC G5搭載品でも分かっていた筈である
特にLinux系OSはNUMAアークテキチャをサポートしている為
絶対的にOpteronの方が効率が良い
そしてOSが64bitならクロックと省電力対決でしかない
その点で考えると省電力に劣るOpteronの方が敗戦色は濃いが
それ以外は圧倒的に有利なのであり省電力に関しても
4コアになればデュアルコア×2の構成を取るXeonより
真の4コアであるOpteronの方がTDPは低くなる
Apple自体も苦しいのだろうけどワークステーションのシェアは
WindowsVistaに取って代わられるかも知れない



8月8日(火)23:01 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:ハード | 管理

まぁ、そうなるわな

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0605/intel.htm
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0606/05/news006.html
Core 2 Duoの性能は圧倒的だが
個人的にはCPUだけでなくシステム全体の設計が大事だと思うので
Netburst系を載せる為に作られたマザーボードで使おうとは思わない
と言う訳で新Socketで無い限り使わないな・・・多分
仮にSocket775のマザーボードを買うとすれば
再来月辺りにCore 2 Duoの為に価格破壊を食らって
バリュークラスにまで落とされるPentiumDを買うだろう

でもAthlon64 X2は実際どこまで上がるのだろう
Intel側としては2.8GHzまでと推測されているし
実際DDR2 800MHzを基準に考えると2.8か3.2GHzでないと
800MHzに合わせる事が出来ないから
同クロックでクワッドコアを目指すならやはり2.8GHzなのだろう
と言う事は最下位のAthlon64 X4は多分2.4GHzと言う事になる
じゃあ次に組むメインPCはAthlon64 X2の2.4GHz品だな
(K8Lなのでモデルナンバーは分からない)

そう言えば古い話だがTurion64 X2のパッケージ版が発売されたけどアレは
『いずれデスクトップ用マザーボードが発売される』って事なのだろうか?
とりあえず省電力を必要以上に求めようとは思わないのでスルーだが
出すなら早めに出して欲しいがマザーボード高いんだろうな・・・
ASRockがSocketS1用の拡張カード作れば話は早いんだけど・・・
とりあえず今年の夏は『暑いけどCPUは熱くない』が謳い文句だな



6月6日(火)03:23 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:ハード | 管理

売る為に必死なのですか?

Intelは低価格でデュアルコアの恩恵が受けられる様に
PentiumD 805を発売するらしい
90nmプロセスでFSB533MHzの実クロック2.66GHz
価格は2万円前後なので安いと言えば安いのだが
DDR2 533MHzのシングルチャンネルで同期が取れて
しかもデュアルコア
何か中古市場で未だに高価で取り扱われる
Pentium4 3.06GHzの再来みたいな感じがする
IntelのViiVはデュアルコアである事が条件の一つだけど
本当にそれで良いのかViiV
でも一部のマザーボードではPentium4 3.06GHzを使っているので
DDRが使えるデュアルコア対応マザーボードとセットで買って
メモリを流用するのもアリか?



1月31日(火)00:46 | トラックバック(1) | コメント(1) | パソコン関連:ハード | 管理


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