K8系ロードマップ その2 |
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| 仮に周波数を100MHzずつにするという事が メモリと同期を取る事を重視するとしても 売れるかどうかは別である それはIntel製品を見てもよく分かる Pentium4で言うとSocket423で1.3、1.5、1.7GHzは 他のモデルより売れていない その後Socket478になっても2.1、2.3、2.5GHzはCeleronと共に 売れず(Celeronの場合は1.7、2.7GHzも含まれる) Socket775になっても3GHz、3.4GHzは同じ流れである (ちなみに人気のない物はメーカー製PCに回される)
いくら同期が取れていないと言ってもDDR2 667MHzのメモリを使えば IntelのFSBより帯域幅はありK8Lが完成すれば性能も問題はない なのに何故同期に拘るのか? 答えはラインナップにあるのではないかと思われる 現時点でAthlon64 X2 5200+/5000+が発売され 周波数別では4ランクになったがそれまでは3ランクだけであった Athlon64もSempronも現時点では4ランク そう考えると100MHz刻みにする事により7ランク以上にする事が出来るし 周波数が出せず1ランク落とす為に200MHzも落とす必要が無くなる ただPentium系やCeleronDの仕様によるモデルナンバーの違いを 全て覚えている人が居るかどうかという疑問すらある 今までの価格表は全て周波数別に別れていたがこれから先・・・ いや、現時点でもハイエンド=デュアルコア、 ミドルレンジ&ローエンド=シングルコアと分かれており 来年にはハイエンド=クワッドコア、ミドルレンジ=デュアルコア ローエンド=シングルコアと区別され それぞれの中で周波数別に分かれる事になる
個人的な意見としてあり得ないとは思うが SocketAM3はDDR2&DDR3対応ではなく DDR全対応になる可能性もあるのではないかと思われる Socket939とSocketAM2との違いでメモリコントローラ以外 何か明確な差があるとは思えないし AMDは今まで同じSocketでプロセス3世代のCPUを作ってきた なのにSocket939は130nm、90nmと2世代分 SocketAM2はSocketAM3も搭載出来るので 90nm、65nm、45nmと3世代分である (Turion64が長期供給プログラムに入っているSocket754は プロセスを凍結しても5年は生産するので問題はなく Socket940のOpteronも同様である 勿論Socket939のOpteronも入っているが市場には全くない) 現在、未だにSocket478用マザーボードが新発売として販売されているし DDR対応でCore 2 Duoに対応している物もある そう考えればユーザーはDDRを余らせていると思われる (多分DDR2の立ち上げが1年近く遅れた事が原因だろうし i-RAMが発売された事もそれが理由である) ならばそのユーザーを救済する事がシェア拡大に繋がると思うし 救済する事によってシェアを保っていたのがAMDの歴史でもある 金さえ手に入れたら貧乏ユーザーは必要ない そんな企業にはなって欲しくないと思う今日この頃
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10月4日(水)00:13 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理
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