勝ち目はあるのか? |
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| Phenomシリーズが発売されて二週間ほど過ぎている ただ最高周波数は2.6GHz止まりであり Intel製に対し不利な状況からスタートすることになる しかし打つ手はある
それはDDR2の価格が下がり続けている事 1GBは既に底値に突入し2GBも下がってきている だが32bitOSを使っている人達は 2GB×2枚でのデュアルチャンネルは4GBと認識されない そして来年の初めにはVista SP1が発売される 殆どのユーザーはSP1を待っていたので来年は買う人が増えると思われ メーカー製の小型の物でもメモリのスロットは大抵2スロット DDR2はスロット辺り2GBが最大で2枚積むと32bitOSからは認識されず 選択肢としては64bitOSも増えると思われ 自作、メーカー製共に64bitOSへの移行が本格的に始まる思われる
こうなってくるとCore2系は周波数並みの性能しか出せず不利になり 廉価版であるPentium DCやCeleronも戦えなくなる となるとローエンドではPentium DCやCeleromより高クロックな Athlon X2やSempronが売れる事になる Phenomもラインナップさえ揃えば十分戦えるようになり この流れはNehalemがメインストリームに降りてくる再来年の夏頃まで続くだろう
そしてDDR2の低価格化によりDDR3へ移行しようとしている Intel製プラットホームの妨げになる事である 元々FSBが1600MHzを超えない以上 デュアルチャンネルならDDR2 800MHzで十分であり 割高且つ高レイテンシのDDR3へ移行する理由は殆ど無い
そして最大の欠点はIntel側にある 45nmプロセスに突入し新製品が登場してきているが Nehalemがメモリコントローラを搭載している以上 現行の製品より消費電力が増す事は決定事項である為 同じ消費電力でもクロックは低く競ってせざる終えなくなる 従って現行CPUのクロックを上げすぎるとNehalemは売れず あまり上げないでいると性能差が縮まるので売れなくなる
この間をうまく潜って行ければAMDの勝機は確実にある
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12月6日(木)23:28 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理
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