パソコンオタクの戯れ言
 
貧乏人だからこそ買う物は考えないと
 



2007年5月23日を表示

Phenomが正式名称になった その2

今回の戦略はSempronが出たときも似たような状況だったな
あの時はアークテキチャが違う物なのに同時に同じ名称を付けて
しかもSocket754は後々64bit対応になるが名称の変更をせず
結果BIOSで表示される名称では分からず
製造週を確認するしか方法が無いという結末になった
この時はローエンドだけだったからまだ良かった

そう考えてみるとAMDは儲かるとロクな事をしない
ただこれには裏があると思われる
考えられる最大の理由は『売れたら困るので故意にしている』という点
Sempronの時は90nmプロセスへ突入した時で
Intelよりはスムーズに製造できたが電圧はあまり下がらず
クロックの向上は先伸ばしになっていた
それにデュアルコアの為に優れた物を準備する必要が有り
そちらを重視して製造していたのでSempronが売れても作れない
(当時Fabは一つしかなかったから切替えて作っていた)
今回の件も90nmの時とほぼ同じである上に
デュアルコアを出した時より市場での期待は多く
クワッドコアを重視する必要が有る
それに基本設計はもう4年も使いつづけているK8のままであり
基本性能の向上は見込めずそれをカバーする為には
出来るだけ供給しつづけることが大事
(Dellが大量に買った時のように在庫が無い状況は避けなければならない)
そしてAMDの法則上65nmプロセスは製造するのに時間を要する
こういった様々な状況の上Intelは7月に大幅な価格改定をしてくる
つまり現状は四面楚歌である
こうってくると一度市場に混乱を与えシェアが減っても
確実に製造する事が急務だと思われる



5月23日(水)11:58 | パソコン関連:AMD | 管理


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