やっぱりK8LはK6-III? |
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| AMD64 Architecture Programmer's Manual Volume 1の 121ページにある図を見る限り3次キャッシュはCPUの外側にある もしこの方法で接続されるのならばK6-IIIと同じ機能を搭載する事になる K6-IIIの時はFSB=3次キャッシュの速度=メモリの速度だったので あまり高速ではなかったがK8系の場合 HTの転送速度=3次キャッシュの速度≧メモリ2枚の速度なので 少しは高速になるのではないかと思われる 例えば現行のCPU-メモリ間は1.4GHzだが 実際にはDDR400×2の800MHzである だが3次キャッシュは1.4GHzで駆動すると思われるので 確実にCPUクロック>3次キャッシュ>メモリ速度×2が成り立つ この事から言える事は外付けにする事に対して CPUのダイサイズを巨大化させる必要が無く消費電力も押さえられ 3次キャッシュの量を容易に増やす事ができるし CPU-3次キャッシュをシリアル接続にすれば高速化も可能である もしかして『今後メモリコントローラを外付けにするかもしれない』という発言は 3次キャッシュにメモリコントローラを載せ CPUは3次キャッシュを介してメモリにアクセスする そういう事なのではないだろうか? (でもこの場合3次キャッシュ量は変更できないしK10の話での話だろう)
しかしこの文書を読んでみるとどうも単なる説明の様な気がしてならない でも現行のアークテキチャに3次キャッシュの説明が必要だとは思えないし 3次キャッシュを明確に外部キャッシュと言っている点も気に掛かる (サーバー用の場合、3次キャッシュは大抵内部に組み込まれている) それにラムバスとAMDが特許ライセンス契約を締結した事も気になる 仮にラムバスのXDRを3次キャッシュにすれば 3.2GHzの速度でも対応可能だし XDIMMを使えば大容量のキャッシュにする事も可能 しかもデータバス幅は16bitなのである
個人的にはAthlon64FXがこの機能を搭載すれば かなり面白いと思うのだがSocketM2じゃ無理か? ・・・いや、無理じゃない 940ピンならピンは余っているはずだから 外部キャッシュとして接続する事は可能だろう マザーボードに関しては3次キャッシュのXDIMMスロットと Ahlon64FXと認識された場合にBIOSで3次キャッシュを 利用可能にするかどうかを決めれば良いだけだし そうなればIntelのXE相手にかなり面白い勝負をすると思うんだけどな・・・
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3月9日(木)02:48 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理
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