パソコンオタクの戯れ言
 
貧乏人だからこそ買う物は考えないと
 



L2半減とは言うけれど・・・

http://www.theinquirer.net/default.aspx?article=32717
どのみちK8Lで1コア辺りのL2キャッシュ(以下L2)は半減するから
現時点で半減させた物を売っても
さほど問題ではないのではないかと思われる
むしろ価格競争とかより移行する為に導く必要がある

K8Lのキャッシュ量だが最も必要なOpteronは
クワッドコア&3次キャッシュ(以下L3)を搭載で
300平方mm以下を実現する為にL2は512KBに削減
削減した分をL3に当てて2MBとなる
他のデスクトップ用CPUもOpteronと同じ系列で作られる為
L3があるなしに関わらずL2は512KBから64KBの4種類となる
つまり1コア辺りの2次キャッシュ量は
Opteron      512KB
(L3が2MBで250平方mm、L3無しで180平方mm)
Athlon64FX   512KB?
(L3が2MBで250平方mm)
Athlon64 X4? 256&512KB
(L2のみ256KBで135平方mm)
Athlon64 X2  256KB(一部512KB)
(L2のみ256KBで90平方mm)
Sempron X2? 64&128KB
(L2のみ64KBで67.5平方mm、128KBで75平方mm)
これがK8LのL2キャッシュ量の基準(予想値)であり
改良を加えて肥大化しプロセスの細分化によってコアを倍増しても
現行のダイサイズ比率と大差がない事になる

AMDは現時点で300mmウェハの工場を持っているが
ダイサイズを拡大した上でIntelと互角に戦う生産能力を得るには
少なくともFab30をFab38に改装した後でしか無理なはずで
現時点ではダイサイズを拡大できない
つまりあと2年ぐらいは
ハイパフォーマンス 200平方mm以上
メインストリーム   150平方mm前後
バリュー       100平方mm以下
を守る必要がある
(AMDがもっと多くの他社に製造を委託すれば話は別だろうけど)



6月30日(金)02:12 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理

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