何故8コアを作らないのか? その5 |
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最近の情報では45nmは全て SocketAM3用となるらしい そうなるとますます省電力と拡張が重視であり 周波数の向上は有り得なくなる
8コアにはもう一つ欠陥がある それはハイパートランスポートの周波数である 現行のHT3.0は最大2.6GHz SocketAM2ではコアの3/4で動いているが AM3になるとコアと等速で動く事になる それはDDR3の関係でありDDR3 1333MHzの デュアルチャネルを確保する為である しかしコアが2.6GHzでも帯域幅では勝てない
つまり今までは CPUコア>メモコン>メモリ が成り立っていたのに CPUコア>メモリ>メモコン になってしまう K10でメモコンを64bit×2にし Phenomでシングルチャネルとデュアルチャネルを 切り替えられる様にしたのも CPUコア>メモコン>メモリ の構図を守る為である
ハイパートランスポートの規格は二年に一度更新される 今年の年末にHT3.1か4.0になるだろうが その規格のCPUが登場するのは半年ぐらい待つ必要がある そしてそのハイパートランスポートの規格が 45nmプロセスCPUの最大周波数を決める事になる 個人的な予想としては3.2GHzを最高周波数とした HT3.1となると踏んでいる これなら少なくともDDR4 3200MHzの シングルチャネルには耐えられる ただここから先はメモリもシリアル化するので読めない
最後に訴えたい事は SocketAM3のデュアルCPU対応 x86系以外のCPUの代理販売(もしくは制作販売) チップセット(ノース、サウスブリッジ)の統合 兎角K8では速い、安い、旨いで売ったのだから K10はそれを越える面白いシステムを作って欲しい
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4月28日(月)21:43 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理
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