パソコンオタクの戯れ言
 
貧乏人だからこそ買う物は考えないと
 



2007年1月31日を表示

45nmプロセスのPenryn

Intel45nmプロセスCPU「Penryn」
デュアルコアで4億1千万のトランジスタ数を誇り
ダイサイズは110平方mmらしい
明らかに大きすぎる
AMDは45nmプロセスのOpteronで8コアを出す予定であるが
この時のダイサイズは300平方mmを少し越える程度だろう
Intelが完全な4コア×2個で8コアを出すにしても
合計で450平方mmを越え洒落にならなくなる
従ってハイパースレッティングを復活させ
4コア、8スレッドのCPUを出す予定なのだが
性能がそれほど上がるのか?と言えば無理だろう
元々ハイパースレッティングはPentium4のパイプラインが
20段以上と長い為に空きが生じて
その空きを埋める為の技術なのだから
14段しか無いCoreで効率が上がるとは思えない
それに最大5命令同時発行を可能とする構造をしている以上
逆に邪魔をする可能性がある

AMDは2008年前半で45nmプロセスに移行すると言っているが
実際に移行するのは多分10月辺りだと思う
少なくとも45nmプロセス=DDR3世代と考え発売するCPUが
65nmプロセスの高クロック&8コア化だとすれば
65nmプロセス版の発売頃に45nmでのテストを開始し
18ヶ月間のテストを経ての発売と言うのが妥当である
もし前半であるのなら既に45nmプロセスでのテストが
開始されている事になるが現段階ではRev.HのES品が出てきた程度
従ってまともな製品にするべく3月末ぐらいまでテストした後で
45nmプロセスでのテストを開始するだろうから
早ければ6月になるがSSE4の事を考えると延びる気がする
それにIntelも45nmプロセス版を2008年Q1発売予定になったらしいので
半年の差で相手が出来ない8コアを実現できるのなら
45nmプロセスでの勝利は十分見えている
現時点でIntelが価格競争に持ち込んでいるのは
そういう理由があるからかもしれない

あとIntelの次世代CPUの姿も見え始めてきた
一応2008年に登場予定だが
とりあえずメモリコントローラを内蔵するのでソケットの変更は必須
更にFusionに対抗するためCPU+GPUの物も作るとの事
IntelとAMDがP6vsK7で争って以来
本当の戦いはここからになる



1月31日(水)02:35 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:ハード | 管理


(1/1ページ)