Rev.F以降で分かっている事 その3 |
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| http://www.theinquirer.net/?article=30290 DDR→DDR2への変更で5%性能が向上するとの事 そうなってくればConroeとのベンチ差も 平均1.23倍から1.17倍になる
そして新しく判った事がある 何故Conroe vs FX-60@2.8GHzだったか?を突き止めると Intelの考えているAthlon64シリーズの最高速が2.8GHzである事と 1CPU同士が一番ベンチ結果の差が生まれるからである 少なくとも1&2CPUでは性能的に勝つ事が可能だが 2コアで16CPUだと逆転するのである そして4コアなら8CPUで逆転する つまり2コアでもXeonMP 8CPU構成 vs Opteron 8xxシリーズでは 気休め程度でしかないし4コア勝負なら負けるのである そしてK8Lが出るのなら4CPU構成・・・いや、2CPU構成でも 負ける可能性がある だからこそ当分負ける事の無いConroe vs FX-60@2.8GHzで ベンチ結果を見せる為に選んだと考えられる もしその勝負に勝つ自信があるのなら UP(1CPU)やDP(2CPU)同士の戦いだけではなく 4CPUでも8CPUでも持ってこられるはずである (実際には1CPUでのベンチと2CPUでの簡単な表しか見せていない) ま、CPU同士を直結しているダイレクトコネクトアークテクチャには 個数が増える度に差が縮まっていくのは目に見えているので 例えFSBがシリアル転送になったとしても勝つ事は不可能に近い Intelが今の権力を誇示できるのはサーバー用のCPUが 幅を利かせているからである 次世代のコアがこの形だとすればサーバー用のシェアは 確実にAMDに奪われる つまりIntelが1コアあたりの性能を求める設計をしたい上 AMDはOpteron系を再強化すれば良いし Opteronのシェアが増えればデスクトップ用CPUの値下げ競争にあっても サーバーの利益を使えば問題は無い
一部追加&修正
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3月15日(水)22:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理
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Rev.F以降で分かっている事 その2 |
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| 前回の訂正としてSocketFはDDR2 667MHzのデュアルチャンネル つまりHT速度1.4GHzとなる この場合、リビジョンに関してはEステップではないかと思われ ハイパートランスポート3.0が完成すれば速度は向上するだろう (要するにB3コアOpteronを出した時と同じ状況)
で、問題はRev.FでConroeに勝てるのか?と言う事である 90nm、2コアでは先ず勝てない AMDは90nm、2コアで2.6GHzが限界としている 計算式 130nmの最高速2.4GHz プロセスの細分化によるクロック向上分1.4倍を掛け 消費電力を半減させる為にクロック比を0.8倍にしている 2400×1.4×0.8=2688MHz 65nmプロセスなら 2688×1.4×0.8=3011MHzだがこれは多分FXシリーズになるので 1グレード下の2.8GHzが妥当だと思われる ConroeはAMDの2.8GHzに対して ベンチ結果では平均1.23倍なので 2800×1.23=3447MHz 少なくとも65nm、2コアでも勝つ事は出来ないが、 4コアになると少し変わる AMD 2800×1.9×1.9=5320MHz相当 Intel 3447×1.9×1.8=6205MHz相当 比率としては2コアだと同じだが4コアだと1.16倍と 未だCPUの未完成度が浮き彫りになる 少なくとも3GHz時代に1.16倍程度変わるとすれば その差は2グレード分となる 更にIntelはAMDのシェアを奪い返す為、安売りに入りシェアの低下は免れない が、AMD自体は巻き返しの戦略を既に練っているので これと言って問題視していないが クワッドコアが出るまで苦しいのは間違いない 丁度この時期はWindowsVistaが発売される Vistaで新規に組むならAthlonが安くて良い塩梅かも
一部訂正 Athlon64シリーズの最高クロックを3.0GHzから2.8GHzに変更
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3月15日(水)01:08 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理
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