パソコンオタクの戯れ言
 
貧乏人だからこそ買う物は考えないと
 



パソコン関連:AMD

一度じっくりと考査してみよう その5

K10初登場の話題は捜しきれなかったが
メモリコントローラーを内蔵した事と
2003年にIntelが2010年に向けての
大まかなロードマップを公開した事が
K10の登場を促している

で、AMD製CPUがヘテロジニアスマルチコアになるとすれば
時期は2008~9年頃のDDRⅢ対応新型ソケット
Opteronは実クロック3.2~4.0GHz程度の4or8コア、
Athlon64は実クロック3.6~4.4GHz程度の2or4コア
Turion64は実クロック3.2~4.0GHz程度の2or4コア
この様な棲み分けが成されると思われる
Opteronはサーバ用なのでコア数重視
Athlon64はデスクトップ用なのでクロック重視
Turion64はノート用なので省電力重視
現時点はこうなっているだろうけどIntelが大量にコアを追加してきた場合は
この比ではない



11月5日(土)19:38 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理

一度じっくりと考査してみよう その4

K10が無くなるらしい・・・って言うかK10って何だ?
少なくともK10はK9の発展型でK9の話と同時期に現れた
問題はその話が出た頃が何時か?である
K9の話は2003年頃の話でK10もそれと同時期に語られ始めている
この頃のAMDは3つの選択肢を持っていた
1.Intelが90nmプロセスで完全に成功した場合
2.Intelが90nmプロセスで中途半端に終わった場合
3.Intelが90nmプロセスで完全に失敗した場合
2.に関しては現在の状況なので書かないとして1.と3.だった場合の話

Intelが90nmプロセスで成功していれば
Pentium4は130nmプロセス最高クロック3.4GHz×1.4倍の
4.8(4.76)GHzまで上がったと推測される
それに対しAMDはAthlon64の実クロックを2.8GHzまで上げ
Pentium4に対抗していたと推測される
そして2006年に新型ソケットでCPUを売る時に
『これからはデュアルコアが主流になる』とか言って
新型ソケットでのみAthlon64X2を発売したと思われる
これが本来のK9(Opteronでも同じ事が言える)
そして更に3年後ぐらいに更なる新型ソケットでAthlon64X4を発売する
これが本来のK10である
逆にIntelが1MHzも上げられなかったら
AMDは90nmに突入後バリューを除く全てのコアをデュアルコアにして
『HTテクノロジより疑似HTテクノロジ』とか言って
シェアの巻き返しにはならないが優位に立っていたと思われる

少なくともOpteronは長期に渡って考え抜かれたCPUである
単にOpteronがAthlon系+AMD64で構成されていたなら
ライセンスの関係でIntelにx86-64は奪われてIntelが金に物を言わせて
x64はPentiumと世界中に売りつけただろう
そうならない為にもOpteronはハード面で独自の構造を取ったと言える
デュアルコア用のバス確保
メモリコントローラー内蔵
ハイパートランスポートによる高速化
サーバ用は長期に渡って運用するのでCPUやメモリを変更して使う事はない
メモリコントローラーを内蔵したからと言ってサーバ関係は困らないのである
困るとすればそのメモリをどれだけ有効に使えるか?であって
その為に高速パラレル転送のハイパートランスポートを使い
1個の高クロックCPUで計算させるより2個の中クロックCPUで計算した方が
効率が良い為、細分化によってコアが追加できるようになっている
そして問題はその『長期』という言葉である
デスクトップの場合CPUやメモリを大量に追加する事は出来ないので
3年経てば買い換えるのが普通
サーバの場合は違う。少なくともデスクトップの倍、6年は同じシステムを使う
それを逆手に取ればOpteronは6年先まで考えて作られたCPUなのである
(逆にXeonはPentium4のマルチCPU対応版として発売された為
そろそろ根本的に考え方を変えないと洒落にならない事になる
実際にXeonはロードマップ上でもかなり苦戦している)
この結論から抜本的なコア改良は2010年になると推測される
(複数コアによる並列処理→ヘテロジニアスマルチコア)

少なくともIBMは既にヘテロジニアスマルチコアを完成させている
そしてそのCPU(ま、Cellなんだけど)がPowerPC G5同様
ハイパートランスポートが使われているとしたら
コアをRISCプロセッサではなくx86プロセッサにするだけで
ヘテロジニアスマルチコアOpteronは完成する
ただそんなに効率よく計算出来ないだろうから改良が加えられるのは確かだけど
物体として作る事は既に可能なのである
問題があるとすればハイパートランスポートの帯域幅を少なくとも
FSBを1.6GHz以上にする必要があるのが一つであると言える
あとはコアの配置方法や高クロック化だと思われる
(ハイパートランスポートの最低クロックは200MHz
ヘテロジニアスマルチコアは8コア以上だと思われるので
200×8=1.6GHzは必要となる)



11月5日(土)01:03 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理

どうも納得が行かない その6

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/1031/kaigai221.htm
リンク先はIntelのサーバ用CPUの話だがここに
FB-DIMMに必要なピン数が書いてあった
どうも納得が行かない その4でSocketFには
FB-DIMM用のバスが搭載されていると結論付けたが
正にその通りだったらしい
FB-DIMM 1チャンネルのピン数は69本
4チャンネルだと276本
1207-276=931
Opteronにはそもそも40本ほど余っていたので
4チャンネルFB-DIMMは可能である
DDRⅡ 800MHzに関してもAMDはIntelの様な限定的な物だけでなく
全種類対応する予定であろう
以上の様にAMDはメモリコントローラーを内蔵している為
どうにかしてメモリベンターとは仲良くならなければならない
メモリベンターからしてみれば現時点ではIntelより
AMDに付いていく方が無難という流れもある
Intelはロードマップ上2007年末にはデスクトップ用に
DDRⅢ 1333MHzを作れと要求してくるハズ
しかし2007年にDDRⅢ 1333MHzは必要ないと思われる
それに対しAMDはDDRⅢ 1066MHzまでを要求すると思われる
(単にハイパートランスポートver4.0でないとサポートしきれない為だが・・・)
この流れは当分続くのでメモリを買うとなれば
AMDの動向を見た方が買いやすいのかな~



10月31日(月)21:33 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理

一度じっくりと考査してみよう その3

http://www.avault.com/news/displaynews.asp?story=10242005-5234
Athlon64 X2 5000+とAthlon64 FX-60が出るらしい
Athlon64 X2 5000+は実クロック2.6GHzらしいので
2次キャッシュは512KB×2であると推測される
問題はFX-60である
リンク先でも問われていたがどんなCPUかは不明であるが一つ分かる事がある
それはFXシリーズだと言う事
同クロックの場合FXシリーズはOpteronに3プラスされている
(例、148=FX-51、150=FX-53・・・)
この数値からFX-60より3引いてみるとOpteron157と言う事になり
シングルコアだと3.1GHzと言う事になる
でも3.1GHzだとすると計算が合わない
そこで考えられる事・・・2次キャッシュが倍(2MB×2)になっている
これなら実クロック3.0GHzで計算が合うので
FX-60は実クロック3.0GHz、2次キャッシュ2MB×2の
シングルコアではないかと推測される

ただ一番疑問なのは新型CPUを発売する意図が分からない
現時点でAthlon64FX-57は最速のシングルコアであり
Athlon64 X2 4800+も最速のデュアルコアである
Intelが年末に新製品を発売するとしてもこの地位は揺るがない
だとすると考えられる事はただ一つ。SocketM2に手こずっている
常に最速を目指す為にはコンスタントに製品を出す必要があり
‘06Q1にはSocketM2用CPUが発売される予定であるが
それが遅れる可能性がある
ま、個人的にはQ2以降じゃないと無理だと思っていたけどね
しかし遅れるとは言ってもWindowsVista発売までには出てくるだろうし
発売されればSocket939の時の様に大いに賑わう事になると確信する

追加
仮にAthlon64FX-60がデュアルコアだとすると
Intelの新型PentiumXE940?に勝利する為のCPUなので
実クロック2.6GHz以上である事は間違いない
となるとAthlon64 X2 5200+(2.6GHz、2次キャッシュ1MB×2)
でも良いがFXを名乗るのにはインパクトが無い
やはり2次キャッシュは2MB×2ではないかと思われる

もう一つの考え方としては次世代Opteron&Athlon64は
Opteronはサーバ、ワークステーション用
Athlon64はデスクトップ用
とそれぞれ用途別に特化している
となるとAthlon64FXもゲーム用に特化すると思われる
ゲーム用に特化するとはどういう事か?
それはビデオカードと同じ様な仕組みになると考えられる
ビデオカードは周波数より一度に読み込む量を増加して性能を向上している
となると単に周波数を上げるより
デュアルコアにし2次キャッシュ量を増やした方が効率が良い
従ってAthlon64 X2と同じ1MB×2では効果はなく
2MB×2によって更なる性能向上を目指していると考えられる



10月25日(火)20:28 | トラックバック(0) | コメント(1) | パソコン関連:AMD | 管理

一度じっくりと考査してみよう その2

前回と同じHammer-info経由
SocketM2の情報が追加されている
それで色々サイトを回ってみたが気になる事があった

1つはHammer-infoからのリンク先
http://www.investorshub.com/boards/read_msg.asp?message_id=8194872
にあったThis particular unit is running at 2.4GHzの文字
FSBが333MHzなら倍率7倍では2331MHz
同7.5倍では2497MHzとなり2.4GHzはあり得ない
と言う事はCPU=サウスブリッジ間のFSB200MHz
CPU=メモリ間はFSB333MHzではないかと思われる

それともう一つ別サイトからの情報で
ハイパートランスポート(以下HT)ver2.0ではDDRⅡを採用し
HTver3.0ではDDRⅢを採用し、
2008年、HTver4.0ではDDRⅣを採用するらしい
つまりHTのバージョンによってメモリが変わる事になっている
ただCPUのソケットをコロコロ変える訳には行かないと思われるので
SocketM2ではDDRⅡ&Ⅲ対応
次次世代SocketではDDRⅢ&Ⅳ対応
になるのではないかと思われる
それなら帯域幅はあるのにDDRⅡに対応していない事に文句を言われなくなる
ただメモリによってマザーボードを変更する必要がある気がするが・・・

まとめてみると
SocketM2の90nmプロセスはHTver2.0、DDRⅡ対応
65nmプロセスはHTver3.0、DDRⅡ&Ⅲ対応
って感じになるのかな
で、次次世代Socketの65nmプロセスはHTver3.0でDDRⅢ対応
45nmプロセスはHTver4.0でDDRⅢ&Ⅳ対応
って感じになるのだろう



10月24日(月)01:05 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理

一度じっくりと考査してみよう

Hammer-infoを見ると
一気に情報が追加されています
ま、それはそれとしてこれから先の流れを考えてみる

デスクトップ用CPUは当分デュアルコアのままだという
でもOpteron 1xxシリーズはSocketFで発売されるのか?
現行の流れからしてSocketM2で発売される可能性の方が高い
腐っても一応Opteronである
65nmプロセスにもなれば4コアCPUが登場するはず
とするとAthlon64 X4として売る可能性が無いと言いきれない
ただ問題はAMDよりIntel側にあるのだろう
当面の間AMDはIntelと同等のCPUを作る事しかできない
何故ならFabが3つになったとしても市場全体の50%しか作れない
無理に高性能なCPUを作った場合自分で自分の首を絞める事になる
逆を言えばIntelが新しいCPUを作ればすぐに対抗製品を投入する事が可能
多分2~3年は余裕を持ちながら先の事を考えられる
3年あれば新アークテキチャのCPUを一から練り込んで作る事が出来るので
効率の良いCPUか作って貰えないものですかね~
(今より効率の良いものは特定用途向けしかないと思うけど)



10月16日(日)02:15 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理

SocketM2はFSB333×3? その3

色々考えるとFSB333MHzでないと問題がある事に気が付いた
それはノースブリッジに必要な消費電力である
1プロセスが進む事により同じ消費電力で
1.4倍の速度が出せる様になるのは半導体の常識である
従って1.4倍以上になると消費電力が上がる事になる
HT帯域幅 800MHz
FSB 200MHzを基準として
Socket939比で考えると
HT帯域幅 1000MHz
FSB 250MHz
この状態を今後の基準として
SocketM2(一世代後)の場合
HT帯域幅 1400MHz
FSB 350MHz
二世代後の場合
HT帯域幅 2000(1960)MHz
FSB 500(490)MHz
三世代後の場合
HT帯域幅 2800(2744)MHz
FSB 666(686)MHz
四世代後の場合
HT帯域幅 4000(3841,6)MHz
FSB 1000(960.4)MHz
となる
これなら速度を上げても消費電力が上げる事は無い



10月5日(水)21:09 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理

備蓄するほど出来ているなら・・・

http://www.theinquirer.net/?article=26533
英文なので要約すると65&45nmプロセスで製造された
CPUを備蓄しているらしい
これが解放されるとすればIntelが新型Pentiumを発売した時だろう
となるとAMDは2005~2007と3年の間に
90nm、65nm、45nmと3段階進み
コアの大きさを1/4にまで縮小する事になる
普通1つのプロセスを2年使うのでハイペースで進んでいる事になる
90nmプロセス自体はAMDが出し渋りした為だが
65nm、45nmに関してはIBMの力無くして実現は無理だったろう

でもそうなってくると65nm、45nmの備蓄はIBMが行って
90nmはAMDでどうにかしなければならない事になる
とは言っても90nmプロセスはIntelとは違い
かなりの量を出荷する羽目になっている
特にAthlon64 X2 3800+と
Athlon64 3000+は殆ど無い状態と言う
http://www.digitimes.com/mobos/a20050929A8027.html

この状態でSocketM2を90nmプロセスでやっていくのは辛いが
65nmで出せば洒落にならない状態
(供給不足による市場停止状態)になってしまう
だから精度が落ちているとしても
FSB333MHzのCPUを販売しなければならないのか?
(精度と言っても高帯域幅が取れなかった物であり不良品ではない)
ま、Intelがあの調子だから来年一年間は堪えるしかないって事か



9月30日(金)19:21 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理

SocketM2はFSB333×3? その2

一日考えたがやはり理解しがたい点がある
1.DDRⅡ 800MHzの生産量が少ないからと言って
非サポートは納得が行かない
むしろサポートした方がメモリベンターに喜ばれる気もする
2.どうせFSBを上げるなら333MHz×3なんて中途半端な数字より
400×2.5の方が個人的には便利だと思う
(チップセットによるかも知れないが家のnForce3マザーには
倍率2.5倍があるので無理ではないと推測する
DDRⅡ 800MHzにはHT規格ver3.0が出来てからサポートすれば
済むだけの話だと思うし←Opteronは現に同じ事をしている)

仮に後日DDRⅡ 800MHzをサポートする方向になると
今度は同期が取れず無理が生じてくる
IntelはDDRⅡ 800MHzをスルーするかも知れないが
DDRⅢ 1600MHzをスルーするとは思えない
その頃にはIntelもシリアル転送を用いて
FSB3.2GHzまで行く可能性だってある
先を見据えたコア作りだとすればFSB333MHzは中途半端すぎる
流れに乗って先行したいAMDがそんなコケる様な事をするとも思えない

そこで考えた結果はSocketM2は
FSB333MHz版と400MHz版が出るのではなかろうか?
現時点では何らかの理由でFSB333MHz
(十中八九HT規格ver3.0が完成していないから)
GステップかHステップになればFSB400MHz
でもそうなってくるとやはり2006Q2(多分4月)で
SocketM2用CPUを出す事に
無理があるという結論に達している事になる
AMDが最初に言い出した時に多分無理だとは思ったけど
やっぱり無理なんだな・・・

つまりOpteronが最重要(ま、当たり前だけど)
OpteronはDDRⅡ 800MHzは兎も角
FB-DIMM 800MHzはサポートする必要があるから
HT帯域幅1600MHzで作る
これで1600MHzを出せなかった物をSocketM2用に回す
HT規格ver3.0が正式に確定すればSocketM2用も
1600MHzの帯域幅で生産される

個人的に中途半端な数字は嫌いなのでFSB400MHz版が出れば良いな~と
つくづく思う今日この頃



9月29日(木)00:59 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理

SocketM2はFSB333×3?

Hammer-Info経由の話だけど
SocketM2用Athlon64 X2 5000+が
2.667GHz、L2 1MBで登場するらしい
HTの帯域幅は1GHzのままなのでFSB333×8=2664MHzと言う事になる

考えられる事としては
1.SocketF用Opteronに合わせてきている可能性がある
(要するにSocketFコア - FB-DIMM用バス = SocketM2コア)
コアだけで言うならばSocketM2はSocket939とは別の物という事になる
2.Intelが自分勝手でDDRⅡ 800MHzに対して否定的だと言う点
(Intelの求めている800MHzは667MHzのレイテンシを上げた物となっている)
3.既にDDRⅢに対応予定?
(DDRⅡ 667MHzは166×4で動いているがDDRⅢの場合
どうしてもシリアル転送になる可能性が高く倍率を4倍に固定して
333MHz×4=1332MHzとなる事があり得るかもしれない)

ただ少し疑問がある
1.2.2GHz以上のデュアルコア&シングルコア版も発売される筈だからこの場合どうなるのか?
2.倍率12倍まで作られるとするならば4GHzに達する為
65nmプロセスでも厳しい
(ただAMDは2010年までに総合性能100GHz突破を目指しているので
この予定で進まなければ話にならないのは確か)

結論として
65→45nm=FSB333×3(12倍で4GHz)
45→32nm=FSB666×1.5?(12倍で8GHz)
32→22nm=FSB1000×1?(12倍で12GHz)
ってもの凄い勢いだな
(ムーアの法則だと10年経てば32倍になるので当たり前だと言えばそれまでなのだけどね)



9月28日(水)03:05 | トラックバック(0) | コメント(0) | パソコン関連:AMD | 管理


(8/12ページ)
最初 3 4 5 6 7 >8< 9 10 11 12 最後